2016年05月31日

議会報告会の日程が決まりました

 5月30日の全員協議会で、議会報告会の実施日程が確認されました。今回の報告場所は、地域自治区地位単位で実施するため、10ヶ所での開催となります。詳細は添付の議会報告会チラシをご覧ください。

 全員協議会では、議会運営委員会で確認された内容が報告され、各議員に意見が求められました。約1時間議論が交わされましたが、議会改革に値しない議論と言えるものでした。

 これまでの報告会は、会場が9ヶ所、議員は3グループに分かれ、それぞれのグループが3ヶ所の会場の報告に出向きました。今回は、グループは固定をせず、各議員が4カ所の報告会に出向くことになりました。

 不思議だったのは、議員分けの基準を地元(居住地)優先にしたということです。地元会場には、地元議員が配置されました。これでは、いつまでも地元議員という旧来のしがらみが抜けず、議会改革に逆行していると意見を出しました。当然ですが、「議員は、地元優先ではなく、全市を視野にいれなければならない。市民も議員を地元だから選ぶという意識を無くしていかなければならない」と考えます。そうしなければ、議員の質は上がらないでしょう。

 議員が、地元(居住地)と関係なく出向き、多くの市民と議論を交わし合うことに大切です。地元に議会がこだわるのでは、いつまでも「地元の先生」という市民意識が変わらないでしょう。議会が率先して議員のあるべき姿を市民に問うべきです。

 「地元の推薦を受けている議員もいるので、地元議員の配慮も必要」(丸山議員)との意見も出されたため、「地元推薦の議員がいるなら名乗って欲しい」(浅尾議員)と発言が出され、中西・丸山議員が「自分は推薦を受けている」と答えました。

 僕は唖然としました。議会改革の原点に疑問が残る議論が交わされました。議員を選ぶというのは、その人の考え方を選ぶということです。地元には様々な考えがあり、地元というくくりで議員を選ぶ(組織推薦)ということは、一人一人の考えを尊重しないことにもつながります。結局は「そうは言っても、現実には地元推薦をもらっている議員もいる。現実を認めるべきだ」(下江議長)とまとめられてしまいました。

 また、「議会報告会に集まる市民が減ってきている。今回は地域自治区の協力もお願いしたが、地元の人が知っている議員がいた方が参加者は多くなる」(山崎議員)との発言も出されました。本質の議論から外れています。なぜ、市民の参加が減ってきたのか?原因を明らかにして対応を考えるのが筋です。

 「全国の議会が、議会報告会への参加者の減少に悩んでいる。議会が市民の期待に応えられないからというのが根本的な原因。行政報告だけなら、市長の懇談会だけで十分。議会からの問題提起が必要。参加者から出された意見に対しての対応も曖昧となっている。議員全員で、議会報告会の現状を議論し、対策を明らかにすべき」と主張しました。

 僕の主張が今後どう活かされるかわかりませんが、なんとなく(?)議会報告会までには、改善の議論があるかのように議論は終わりました。議論を好まない議員が多いため、「議論は終わり」という声に押されて、議長が会議を締めてしまうことが多いように思います。議会改革は避けて通れませんが、このままでは、市長からの議会改革提案が先に出てくるかもしれません。市長が真剣に議会と政策論争をしようと考えれば、何でも賛成の議会では困ります。自らの政策を磨くために、市長自ら議会を変えるために知恵を絞るでしょう。残念ながら、そこに期待するしかないかも?

議会報告会2016.7.pdf



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2016年05月26日

市民発電所完成式典が開催されました

 5月23日、新城市文化会館大ホール前広場で、市民発電所完成式典が開催されました。式典には、市長、副議長、経済建設委員会委員(山口、柴田、滝川、白井)、環境市民団体(りさいくる21)メンバー5人、環境部職員3名が参加しました。

 今回の市民発電所は、市内の学校、文化会館などの公共施設15ヶ所の屋根に太陽光を設置したものです。設置者は、新城自然エネルギー㈱で、総事業費2億9千万円。総事業費の2億2000万円は、市民出資で賄う予定です。市民出資の支援(新城自然エネルギー㈱が委託)をおひさま自然エネルギー㈱が行います。

 太陽光という再生エネルギーの利用で、①化石燃料によるCO²を抑制し地球温暖化防止に貢献、②発電の利益が市民に還元、③市民の再生エネルギー意識向上、④災害時に設置施設での電力利用などが期待されます。総発電量は887kW(一般家庭280戸分)、年間売電収入を約3400万円と見込んでいます。新城市への支払い(屋根使用料等)は約27万円(H28年度)で契約されています。

 先進自治体では、何年も前から同様な事業を始めています。やっと新城市にもその流れが来ました。歓迎します。できれば、発電した電気を中部電力に売電するのではなく、福岡県みやま市の様に、自治体自らが売電会社になり、市内で発電された電気を買取り、その電力を直接市民に売電できれば、より市民の意識向上に役立つと思います。

 この流れが、5月23日の議員への市長の定例報告会で、新庁舎の太陽光発電設備に係る屋根貸事業提案に結び付いたと思います。住民投票で、太陽光発電規模が大幅に縮小し、20kw(当初計画は200kw)になっていました。新庁舎への屋根面積から考えて、50kwは可能と想定されました。設置費用対応については、設置者に任せることになりますが、屋根貸事業の方向で検討が進められます。

 再生エネルギー活用の流れはさらに加速するでしょう。民間活力も利用していけば、税金に頼らない、しかも市民参加意識向上も得られる方向が生まれています。新庁舎建設見直しを求めていた市民組織は、初めから太陽光設置は、市民出資で可能と提案してきました。やっと、市長の考えが世の流れに追いついてきたとも言えます。

 再生エネルギー活用は、今後とも市の重要政策に位置づけられていくことになるでしょう。再生エネルギーの内、木質バイオマス活用は、喫緊の課題となると考えています。可能性を広げるため、覚悟を持って市民、議会、行政が取り組む必要があると思います。
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2016年05月25日

正確な情報発信がなぜできない?

 5月24日、山口、滝川、白井でタナカ興業新城工場からの臭いの確認と、隣接している大森木材㈱のお話をお伺いに行きました。そのことを山本拓哉君がブログに載せました。以下の「 」内の文章です。

「昨日、新城市議会経済建設委員会の山口委員長、滝川市議、白井市議が、タナカ興業新城工場の臭気確認を行ったとの情報がありました。その結果、3市議とも「悪臭を感じた。」とのことです。確認して頂いたことには感謝するとともに、早急に悪臭被害を止めることをお願いしたいと思います。
(途中略)
昨日の市議視察の日は、タナカ新城工場の脱臭装置はめずらしく一日動く音がしていたそうです。市議会議員の視察なので、タナカも最高の悪臭対策をしたでしょうが、それでも悪臭が確認されたとのことは、やはりこれ以上はどうしようもないということですね。」

 特に地元の方が心配している案件です。より正確に書く必要があります。僕たちは、タナカ興業に何も連絡していませんので、市会議員の視察云々は事実と異なります。「悪臭を感じた」と書いてありますが、僕は誰にも「悪臭」とは言っていません。臭いを感じたことは事実ですが、臭いが出たから即「悪臭被害」とは言えません。臭いのレベルもわからないまま、現状が問題だと結論づけることは少々乱暴です。
 
 臭いは市内いたるところから出ています。何を持って「悪臭」と言うのか、を公平性・中立性を持って論じなければなりません。特に、問題となっている案件であれば、より慎重な対応が必要です。特に、市長選に2回、県議選に1回挑戦している山本君であれば、なおさら全有権者に説明ができるだけの根拠が必要です。山本君は、思い込みが多いのではないでしょうか?

 委員会としては、産廃問題を無視するつもりはありません。委員会としてできる活動を進めます。操業が始まっていますので、市民と対立していては解決は遅くなるばかりです。これから何ができるかを明確にし、市民・議会・行政が協力するしかないと思います。委員会は、毎週火曜日午前9時から会議を行っています。連絡頂ければ、委員会としてお話をお伺いさせて頂けると思います。

 今回、大森木材㈱の社長に善意(アポなしで対応)で工場内とその周辺を案内して頂きました。事実でもない発信は、案内して頂いた社長にも迷惑をかけることにもつながりかねません。風の便りでの記事は、問題をこじらせる可能性もあります。山本君本人へ、正確な記事への修正を求めました。お互いが正確に事実に基づいて報告しないと、報告する意味が失われます。今までも何回か山本君のブログにコメントしましたが、一度もコメントは公開されませんでした。今度こそ、誠実な対応をしてくれますように。
 

 
 
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2016年05月20日

何が起きているのか

 一鍬田地区の道路拡張中止を求める署名が市に提出されています。提出者は、「新城市八名地域住民の生活をまもる会(以下、生活を守る会)」です。問題の道路は、既に測量が実施され予備設計が終っています。道路の位置は、添付の図面を参照してください。

 現在、301号線と南部企業団地内道路(市道一鍬田黒田線)を結ぶ市道北神田平駒場1号線は、道が狭く土木課としては、以前から拡幅の必要性を考えていた道路です。生活を守る会の要望要旨を読むと、タナカ興業新城工場への産廃輸送道路になることを心配し、中止を求めていることがわかります。

 不思議な事は、既に予備設計が終っているのです。土木課に、これまでの経過を確認してきました。経過の概要は以下の通りです。

 道路拡幅は以前から課内の道路整備計画に挙がっていたが、新東名関連の道路工事を優先していたため、具体的な検討に入れなかった。新東名関連工事の目途が付いてきたため、平成26年に一鍬田区へ相談を投げかけた。一鍬田区として「検討に入る方向で進めて欲しい」との意向が示されたので、平成27年度予算に予備設計費用を計上した。平成27年に入り、関係地権者、沿線住民への説明を区と土木課で行い、測量に入り予備設計が終了したが、その過程で関係者への確認に不手際があり、反省すべき点が残った。しかし、最終的には、1名の地権者以外から、測量に対して了解が得られた。区から「今年3月の区民総会で、拡幅についての説明を行い、測量に反対していた地権者1名以外の反対の意思表示がなかったので、区としては拡幅を進める方向で考えたい」と土木課に報告されている。反対の声があるため、進め方について区と協議する必要があると考えていた時、拡幅中止の要望書が出された。土木課としては、無理やり進めることは考えていない。区の判断を尊重したい。

 土木課の説明を聞けば、決して拡幅前提で進めているのではないようです。土木課として道路整備の優先順位に基づき進めていたということです。しかし、当然尊重すべきは、一鍬田区の判断です。大切なことは、疑心暗鬼にならず、率直な議論の上で結論を出す努力が必要ということです。

 土木課の話では、「現在、新城市街に向かう通過交通があり、安全面での検討の必要性がある」とのことですが、現時点では、産廃問題が並行して進んでいるため、敢えて急ぐべきではないようにも思います。結論を急いで、区内の対立が生じることは避けた方が良いでしょう。
 


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posted by 地産池消 at 23:05| 愛知 ☀| Comment(0) | 新城の施策 | 更新情報をチェックする

2016年05月18日

経済建設委員会定例会(No6)が開催されました

 5月17日、経済建設委員会定例会(No6)が開催されました。出席者は、山口・柴田・下江・白井の4名、滝川議員は欠席でした。今回のテーマは、①もっくる新城の運営協議会報告、②市民まちづくり集会委員の選出、③湯谷温泉における加温配湯施設に対する答申、④タナカ興業の新城工場からの臭気苦情、の4点でした。

 ①点目についてです。5月16日、もっくる新城運営協議会(年に数回のみの開催)が開催されました。議会からも議員2名(山口、山崎)が派遣されています。もっくる新城は、8億数千万円の市費を投入した施設ですので、議決した議会としても行政お任せというわけにはいかない施設です。市の収入は、指定管理者の名鉄レストランから支払われる「もっくる新城維持管理費負担金(営業利益の2割)」だけです。その負担金について平成28年度予算では、約200万円が計上されていました。

 今回の協議会に参加した山口議員(山崎議員は無断欠席)から報告を受けました。昨年度の決算がまとまった結果、負担金の額はほぼ予算通り(200万円弱)。新東名新城IC開通直後の今年4月の売り上げは、開店直後の昨年4月の売り上げの87%だったとの報告も受けました。

 予算額を見て、開店効果があっても、200万円しかないことに将来不安(建設資金の回収はいつのことか?)を感じていましたが、報告を受けてさらに、運営の在り方に疑問を感じています。新城IC開通で、かなり車の流れが増えたとの新聞報道もありましたが、実態は楽観できる状況ではなさそうです。

 「もっくる新城での新城市産の品ぞろえが少ない」「観光のハブステーションと言いながら、観光へのこだわりが少ない(単なるトイレ付きのお店か?)」「足湯は本来掛け流しなのでは?温泉のメリットを感じてもらえるのか?」「足湯の循環方式では清潔感マイナスなのでは」「観光地へ誘導する様な説明看板が無い(近隣は織田・徳川連合軍×武田軍の激戦地)」「駐車場が少ない(近隣の愛知県施行の防災空地を土日には開放してくれるらしい)」「観光案内所に職員が常駐していても、案内できる観光地の魅力づくりが今一つ」「もっくる新城を拠点に、ウォーキング、サイクリングなどを楽しめる観光コースが必要なのでは」「もっくる新城設置による新城観光への経済効果が見えない」などなど、課題は一杯出てきます。

 議論は尽きないため、引き続き議論を継続することにしました。来月からは、議会からの派遣議員(任期2年)は、山口・山崎議員から山口・柴田議員に交代します。経済建設委員会からも、運営方針への提案が必要だとの議論も行われ、新たに派遣される柴田議員を責任者として、議論を継続し政策提案を行うこととしました。

 ②点目です。市民まちづくり集会は、自治基本条例で年1回以上の開催が義務付けられています。その運営を行うのは、市長から委嘱された委員で構成される実行委員会です。今回、実行委員会から議会へ実行委員会打合せへの出席要請が行われました。議会では、3常任委員会からそれぞれ1名を選出することになりました。本日は、滝川議員欠席のため、出席委員決定は、次回の定例会(5月24日)としました。

 ③点目です。湯谷温泉における加温配湯施設に対する答申は、「薪ボイラーと重油ボイラー(補助)の併設方式」が望ましいと結論しています。委員会としても、その方向が現実的と判断しました。行政としては、経営会議での判断により結論を出すことになりますが、最終判断がいつになるかは明らかになっていません。

 最終判断前に、新たな問題が出てきました。中部ガスが、5月11日の取締役会で、発電事業を担う連結子会社「サーラeパワー」を関連会社のガステックサービスと共同で設立することを決めたとのことです。その新会社は、豊橋市内に木質バイオマス発電所(一般家庭の約4万世帯分の発電)を建設し、運営、売電するようです。東日新聞の5月12日報道によれば、発電燃料として、主には輸入のパーム椰子のようですが、東三河・遠州地域の間伐材などを月間約500tf(年間6000tf)の使用も考えています。

 中部ガスは、H31年4月の稼働を考えていますので、湯谷温泉における加温用燃料の薪供給と競合する可能性が出てきます。H27年3月に東三河流域森林・林業活性協議会から出された検討資料によると、東三河で現状に於いて無理なく使用できる木質バイオマス量は、年間約7500tf(現時点での使用料は年間約400tf)と報告されています。

「サーラeパワー」の動向によっては、湯谷温泉の加温ボイラー用燃料の供給(必要薪量、年間約600tf)に支障をきたす可能性も出てきます。中部ガスなどから行政への働きかけは無いため、詳細はわかりませんが、湯谷温泉の加温ボイラー検討のためには、無視できない問題だと考えています。経済建設委員会としても、情報集めを行うこととしました。

 ④点目です。5月13日の午後3時頃の市民から通報があったようです。この日は、午前中から第一次発酵槽から第二次発酵槽への発酵肥料の移送が、県・市職員立会いのもと行われたことを確認しましたが、詳細な報告を受けていません。報告資料を担当課に請求しています。その資料により何が起きていたかを明らかにすることとしました。
posted by 地産池消 at 23:44| 愛知 | Comment(4) | 経済建設委員会定例会 | 更新情報をチェックする

2016年05月13日

経済建設委員会定例会(No5)が開催されました

 5月10日、経済建設委員会定例会(No5)が開催されました。今回のテーマは、「湯谷温泉における加温配湯施設についての答申」でした。平成27年12月17日付けで市長より新城市湯谷温泉審議会(学識経験者、市内各種団体代表者、関係行政機関の職員、湯谷温泉使用者の計8名で構成)に諮問された、①エネルギー資源の調達、②初期投資・保守費用、③燃料コスト、④二酸化炭素排出量、⑤地域活性化(地産地消)の視点での検討を重ね(計4回)、今年の3月16日に市長に答申されました。

 簡単に言えば、これまで湯谷温泉の各旅館に配湯のために設置されていた加温施設は、燃料が重油となっていましたが、ボイラーの老朽化で故障の多発が心配される状況となり、新施設検討に木質バイオマスを燃料とするボイラー検討も行ったということです。

 現在、加温施設の維持管理を含めて湯谷温泉街振興事業に約3400万円が予算計上(平成28年度)されています。湯谷温泉源使用料として約1900万円、入湯税として約1900万円(5年で約15000人分が減。こちらも対応必要)が予算計上されています。想定外の修繕が生じなければ、市財政の収支プラスと言えます。

 今回の答申(木質バイオマスボイラーの補助として重油ボイラーを併設)では、重油ボイラーのみ、重油ボイラー+チップボイラー、重油ボイラー+薪ボイラー、重油ボイラー+ペレットボイラー、重油ボイラー+ペレットボイラー(ペレット工場新設)の5パターンで行われました。上記視点での比較の結果、重油ボイラー+薪ボイラー方式が優位と判断されました。

 以上の内容を観光課長から説明を受けました。答申内容は、観光課のみの課題とは言えないため、関連すると考えられる森林課、環境課とも議論を行うこととしました。市としては、今後経営会議で最終判断がされるようですが、結論の時期は未定とのことです。

 木質バイオマスを燃料として利用する方向が出てきたことは、歓迎します。木質バイオマスの具体的な実施事例を作りながら、次の政策にバージョンアップしていければ、山を若者の職場にすることも夢ではなくなると思います。議員に戻った2年前に、重油ボイラーから木質バイオマスボイラーへの転換を進めたいとの市民団体の提案を聞いていましたが、やっとその声が実現する可能性が出てきました。

 木質バイオマスの利用は避けて通れないのです。どの様に木質バイオマスの利用を広げるかに知恵を絞るしかないのです。僕としては、木質バイオマス発電を目指すべきとの考えは変わっていません。そのための準備段階として、小さな成功事例を積み上げていくべきだと考えます。次回の定例会で、答申内容の議論を深めていきます。
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2016年05月07日

長篠合戦のぼりまつり終わる

 5月5日、長篠城址で、「長篠合戦のぼりまつり」が開催されました。晴天に誘われ多くの人出で賑わいました。

 400数十年前に起きた戦いで亡くなった命と併せて、熊本地震で亡くなった命を弔うあいさつで、式典が始められ、厳かさが長篠城址を包みました。多くの観光客にも、長篠城址の歴史の重みを感じて頂けた時間だったと思います。

 武者行列には、織田信長、羽柴秀吉、徳川家康、武田勝頼など戦国の世を駆け抜けた誰もが知る武将たちに、応募により役を射止めた方たちが、仮装し行進を行いました。行進に参加した3英傑が同じ戦場で戦った貴重な戦いが、言うまでもないことですが、長篠設楽原の戦いでした。信長が一番恐れていた武田軍との最後の戦いだったことも、数ある戦いの中でも、トップレベルの意味を持つ戦いでした。その戦いの地が新城市にあるのです。

 「この歴史は観光の要になる」と考える市民は相当数いるでしょう。今年も何万人もの観光客が長篠城址を訪れました。知名度は抜群です。多くの観光客の行動はどの様だったでしょうか?宿泊は?買い物は?のぼりまつりは5/3から5/5までの3日間でしたが。経済効果はどうだったのでしょうか?

 地元の「長篠合戦のぼりまつり奉賛会」のみなさんには、準備から当日の運営、後片付けと大変なご努力をして頂いています。新城市・観光協会の職員も地元のみなさんと共に、観光客へのもてなしに終日大変だったと思います。しかし、新城市への経済効果という点から見ると、多くの観光客に楽しんでもらえたと喜んでばかりはいられません。

 これだけの多くの観光客に選ばれる場所なのです。年3日間のイベントで終わるには余りにももったいないと考えています。イベント観光ではなく、通年観光にするための政策が必要不可欠です。長篠設楽原の戦いの観光産業で、生計を営める市民がどれだけいるでしょうか?答えは明らかです。

 通年観光に盛り上げるためには、地元だけではできません。当然、行政だけでもできません。どの様に政策を具体化させるのか。市民・行政・議会の役割を明確にし、お互いが責任を果たすしかありません。これまでも、通年観光の必要性を説き、点観光から線、面観光に広げるしかない、と多くの市民は言い続けてきました。しかし、大きく観光の在り方は変わりませんでした。

 まちづくりの要と言われる「若者、バカ者、よそ者」の力を最大限利用しましょう。従来の考え方を大きく変えないと、せっかくの宝が表に出ないうちに、少子高齢化の波に飲み込まれてしまいます。あるものをどの様に活かすかしかないのです。新東名が開通し、長篠設楽原PAにも多くの観光客が立ち寄っています。
 
 PAからも登れる信長本陣跡地にも、多くの人が訪れています。先日、家族で訪れている方に聞いてみましたが、20代の娘さんは、「長篠の戦いは知っていますが、設楽原の戦いは知りません」とのことでした。しかも、家族全員が、激戦地がPAの方だと勘違いしていました。知名度があると言っても、その当時の姿が見えていないのです。信長本陣からは、設楽原の地は木が伸びて見えません。

 通年観光にはなりえない現状を変えるしかないと思います。どこで、どの武将がいたのか、どの様に武将たちは考え、どの様に動いていたのか等々。歴史ロマンを感じてもらえる市内各所のつながりを見える様にしたらもっと、楽しんでもらえると思います。

 城址は一杯あります。これまで、市内各地で整備してきた歴史コースもあります。市内のこれまでの取組にプラスし、これまで足りなかった取り組みを進めれば、通年観光も夢ではなくなるのではないでしょうか。従来のあきらめ、発想などを変えるため、思い切って「若者、バカ者、よそ者」を巻き込みましょう。


沢山の観光客が集まっていました
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武将行列の出発前です。
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posted by 地産池消 at 09:01| 愛知 ☔| Comment(0) | まちづくり | 更新情報をチェックする