2017年07月20日

任期4年を振り返りますPart4

 今回は、議会改革について振り返ります。議会改革は、最後の最後まで議員の質をあぶり出し続けています。今議会の最後の大仕事が、議会基本条例の見直しのはずでしたが、行きつくところがみえてきません。

 現在は議会改革特別委員会(以下、特別委員会。委員は議長を除く全員)で議論を続けていますが、せっかく作った議会改革検討会議(委員10名)の見直し案が宙に浮きそうな雲行きとなってきました。予定では、7月中に議会基本条例の見直し案をまとめ、8月には市民説明会、パブリックコメントまで行い、その上で最終案を確定し、9月議会に提案することになっていました。

 検討会議で見直し案がまとめられ、6月27日には山梨学院大学法学部教授の江藤教授から見直し案の評価を頂きました。その評価は、「新城市議会の基本条例案を読んだ。最先端の事例が盛り込まれている。豊富な材料を基礎に、よく検討したことがわかる。敬意を表する」というものでした。

 この段階で、10名の委員でまとめた案で、保留にされた部分を議論すれば良かったものを、なぜか「現条例の評価を一条づつ行う」という方向を示したのです。江藤先生の「現条例の検証の経過を知りたい」という文言を基に(誰が指示したのかわかりませんが)、議論を最初に戻してしまいました。

 検討会議で現基本条例の問題点を認識したから、見直しを行ったのですから、「現条例の検証の経過」は検討会議の議事録を示せば良かっただけです。検討会議に傍聴を来なかった山崎議員が、先頭になって「何で変える必要があるのか。現基本条例で問題なし」と持論を展開し、特別委員会をかき回しています。それを制止できない丸山委員長の責任も大きいと考えています。

 前向きな議論であれば歓迎ですが、「基本条例を変えたいのは白井議員だ。あなたの思い通りに進ませるのはおかしい」という発言にみられるように、僕に対しての敵意をむき出しにしています。なぜか血迷っています。他にも「住民とともに歩み行動する議会というのは、住民投票、リコールを想定しているとしか考えられない」「議員が賛成、反対に分かれることがあるのに、どうやって議決責任をとるのか?」「東三河では新城市議会は進んでいる。他自治体との連携を考えれば、新城市議会だけが議会改革を先走るべきではない」「記者として何十年も議会をみてきた。新城市議会はこのままで問題ない」など、何としても議会改革(白井が主導をとっていると思い込み)を進ませないという意思を明らかにしているように感じます。

 それに同調するのが、新城同志会のメンバーである柴田・打桐・村田議員たちです。柴田・村田議員は、検討会議のメンバーであるにも関わらず、検討会議の見直し案に批判を繰り返しています。残念なことに、浅尾議員が、悪意はないとは思いますが、議会基本条例の必要性の認識が不十分なため、見当違いの発言(市民の声を聴くというのはどういうことなのか?どの市民の声を聴くということか?など)を繰り返し、会議時間を長引かせています。

 特別委員会は7月20日で9回目の会議を終えました。現基本条例の検証は、未だ7条(全26条)です。今のまま議論を続けていけば、相当な時間が必要です。何のための議会改革かを理解しようとしない議員が、まともな議論を遠ざけていきます。

 江藤先生も「議会改革をやりたくない議員はいる。普通であれば変えたくないものだ。今までの議会を変えたい人が魂を入れなければまともな議会改革はできない」と言われていました。議会改革の難しさは、議会改革をやりたくない議員の存在です。

 「9月議会に間に合うように覚悟を決めた」と言明していた特別委員会委員長の丸山議員は、「検討会議の進め方が問題だった」と責任回避ともとれる発言をしています。丸山議員も、検討会議のメンバーでした。多くの議員の無責任発言が、議員の質を示しています。最後になって、議員の立ち位置が良く見えています。

 特別委員会で前向きな発言は、滝川・小野田議員。それに続くのが順に、鈴木達雄・山口・加藤・菊池議員です。最低は、山崎議員です。長年の新聞記者生活で染みついた遅れた議会認識が、現在の議会改革の理解を妨げているように思います。議会改革で問題議員は、新城同志会のメンバーです。何のための議員か、その存在価値が問われていますが、本人たちにはその意識はないようです。

 市民福祉向上のために、議会改革を進めなければなりません。その目的が共有できれば、先進議会の取組を参考に、新城市議会の不十分さが簡単に把握できます。山崎議員の様に、東三河の各議会との比較しかできない議員では、いつまでも自分の立ち位置を客観的に評価できないでしょう。次期議員に立候補を予定しているようですが、議会改革にこれほど後ろ向きで、何のために議員になろうとするのか、僕にはわかりません。現議会で、市民福祉向上のために議員になろうとしている議員は、半分程度と考えています。新城同志会のメンバーは、明確に疑問符が付く議員集団です。

 新城市において、財政的に考えれば、すぐに危機的な将来がみえてきます。議会改革は、その危機感を認識した議員でなければ、最後まで踏ん張れないでしょう。自分のためだけで議員を目指している議員には、いつまでも議会改革の必要性さえ届かないかもしれません。今度の市長選・市議選は、新城市の近い将来の危機を回避するための選択選挙だと考えています。市民福祉向上のための志を持った候補者を期待しています。
posted by 地産池消 at 22:08| 愛知 ☀| Comment(0) | 市議会の出来事 | 更新情報をチェックする