2017年07月25日

3者の公開政策討論会が実現しそうです

 7月25日、山本拓哉氏から公開政策討論会への参加の意向が示されました。簡易書留で合意文書が届きました。文書を添付します。僕の出馬表明から約1ヵ月となりました。予定では、予定候補者3人がそれぞれ公開政策討論会のための第三者委員会設立のための準備会委員3人を提案し、計9人が協議を始めることになります。

 第一回の打合の日程調整を始めました。市民の期待を裏切らないようにできるだけ早い実施をお願いしていきます。

山本氏7月23日回答.pdf
posted by 地産池消 at 22:28| 愛知 ☁| Comment(0) | 2017市長選 | 更新情報をチェックする

任期4年を振り返りますPart5

 今回は、産廃問題について振り返ります。今期4年は、南部企業団地への㈱タナカ興業の進出で南部地区が大きく揺れました。H25年11月に現市議会の任期が始まりました。既にその半年以上前のH25年4月には、㈱タナカ興業が㈱ケンメイ跡地を落札していました。

 新人議員は、議員になって初めて産廃問題を認識しました。当然、僕も議員になって初めてこの問題を知ることになりました。新議会の活動が始まるとともに、南部地区を中心とした住民から心配の声が表面化し、説明を求める流れが大きくなりました。年を明けて、㈱タナカ興業からの説明会が黒田地区で行われましたが、続いて予定されていた一鍬田地区の説明会は、住民の中から説明会は受け入れないとの声で、急きょ中止されました。

 情報がないため、地区住民の不安は増幅され、「操業絶対禁止」「猛烈な悪臭を発生する企業が来る」「一度産廃進出を許せば、新城市が産廃銀座になる」「話し合いを持つことは操業を認めること」など大反対運動につながっていきました。

 僕は、当初から事実に基づいた対応が必要と考え、事実確認を始めました。対応を検討していた住民組織の会議にも度々出かけ、住民の方の議論に参加していました。しかし、明確に「進出反対」を主張するにつれて、住民と僕の距離が開いていきました。「話し合い=操業容認」(進出反対を主張する住民組織)と「事実に基づく解決のため、㈱タナカ興業と話し合うべき」(僕の主張)と主張の違いが明確になりました。

 それでも、放置していたわけではなく、経済建設委員会を中心に㈱タナカ興業問題を継続して取り組みました。㈱タナカ興業の社長からの委員会での説明会実施、㈱タナカ興業の細谷工場の視察、㈱タナカ興業の発酵肥料の施肥現場の視察、施肥後の作物の生育状況の確認、「新城の環境を考える市民の会(以下、市民の会)」が発酵肥料を不法投棄していると指摘した畑の調査とその畑の栽培者への聞き取り調査、市民の会の代表者(山本拓哉氏)からの聞き取り、施肥条例の提案、委員会としての調査・活動報告(産廃対策会議、議会としての報告会の場での報告)などを行ってきました。

 市民の会が行った土壌分析では、法を無視した勝手な検査方法であることが明確であったわけですが、中日新聞が飛びつき「ヒ素を検出」との大誤報(他の新聞は取り扱いせず。愛知県、田原市、施肥農家自身の検査では基準以下を確認)を発信。これが、住民の不安を拡大し、㈱タナカ興業問題をややこしくしていきました。ますます、「話し合い」を遠ざけ、「進出反対」が鮮明になっていきました。経済建設委員会の場に市民の会代表の山本拓哉氏に出席を求め、法に基づかない検出方法であったことを確認しています。

 愛知県の操業許可が下りてからの操業による臭いの発生については、苦情に基づいた対応、市の臭気測定なども定期的に繰り返してきましたが、違法な状態は確認されていません。産廃対策会議で求めた環境保全協定も合意が得られず、㈱タナカ興業の操業は、法律違反がない限り、継続されていきます。住民は、いつまでも不安が解消できない状況となっています。弁護士に相談をしているようですが、「継続的な調査が必要」が解決策ということでしょうか。

 不安を和らげる方法は、僕が当初から主張してきた、㈱タナカ興業との話し合い、つまり環境保全協定の締結が一つだと考えています。お互いが話し合いの場に着くことができれば、臭いの解決のための協力関係も不可能ではありません。これまで様々な問題において、住民と企業との協力(住民の苦情解決のために企業が努力する)による、技術向上も解決の一助になっていると思います。今回の下水道汚泥・食料品残さの有効活用は、循環型社会の実験でもあります。無理な事業かどうかの見極めのためにも、まず話し合いのテーブルに住民、企業、行政が着く事が必要だと考えています。最初からの考えですが。

 ㈱タナカ興業の発酵肥料=産廃=悪と簡単にくくるべきではないと考えてきました。㈱タナカ興業は、法律の範囲で操業を続けています。㈱タナカ興業=悪と決めつけては、現在の状況は何も変わらないでしょう。市長は、「進出反対」を唱えてきた市民の会とは、正式に話し合いを持つことはありませんでした。市長は、住民と㈱タナカ興業との話し合いを粘り強く働きかけることもありませんでした。そのため、南部の行政区役員は、自ら矢面に立たざるを得なくなり、大変な苦労を経験することになりました。市長の責任放棄だったと考えています。

 市民の会の代表である山本拓哉氏は、次期市長選に出馬表明しています。これまで何回も指摘してきましたが、山本氏の反対運動は、市民の立場であったから許されてしまったようなものでしたが、市長という公の立場では到底許されないものでした。法に基づかない検査でのヒ素問題発信、法律違反を犯していない私企業を名指しで非難、解決策を示さないままでの反対運動の継続など、無責任な行動であったと考えています。

 「あなたが市長であったら、どの様に解決したのか?」と、早く聞いてみたいものです。議員の立場も鮮明になりました。新城市議会で山本氏と同調する言動を行ってきたのが浅尾議員です。次期市議選に二人目の日本共産党候補として立候補を目指している、川合守氏も同様な主張を繰り返してきました。自分が納得できないからと言って、一私企業を法律違反の根拠も示さないまま反対運動を続けることは、「市民の声」のはき違えとも言えます。

 ㈱タナカ興業問題から議員を評価します。議会としての動きは十分とは言えませんが、経済建設委員会が組織的に関わってきました。前期委員長は滝川議員でした。滝川議員は、「新城市の田畑が産廃肥料の不法投棄場所になる」との心配に応えて、住民の声をくみ取り施肥条例づくりに努力し、農業生産に必要以上の施肥とならないための防止条項を規定しました。

 後期委員長は山口議員でした。滝川議員の時と同様に、問題発生があれば委員会内での討議に心がけながら、㈱タナカ興業問題を継続して監視してきました。議員の中で、以上2人が評価に値する役割を果たしてきたと考えています。逆に浅尾議員は、一般質問での取り上げ回数が議員内ではトップでしたが、解決策を提案できないまま、市政批判を繰り返してきただけと言えます(自分が市長だったらどうするのか?)。他の議員では、㈱タナカ興業問題が浮上してきた当初、小野田議員が若い女性との交流(現在のママの会の方たち)を続けていましたが、後半は考え方の違いからそれらの方と離れ具体的な関与はできていません。

 また、中西議員は、度々一般質問で取り上げていましたが、住民の声を代弁する程度で、解決策を提案することはありませんでした。他の議員にとっては、「対岸の火事」程度であったように思います。ただ、今年度4月から委員会所管が変わり、㈱タナカ興業問題は厚生文教委員会に移りました。議会報告会で、今後について住民から質問された山崎厚生文教委員長は、「所管がかわったばかり。すべては白紙から始まる」と、自らの考え方を示すことは出来ませんでした。どうも、山崎議員の無責任ぶりが気になります。

 ㈱タナカ興業が新城で動き始めて約5年もの間、㈱タナカ興業問題を解決できなかった要因に、市長・議会自身が解決しようという意思を示さなかったことがあります。市民の会が何をやろうと、直接の関与を避けるかのように、傍観していただけでした。僕は、少しでも早期解決のためにと考え、委員会活動にも積極的に関わり、市民の会の代表山本拓哉氏には何回も苦言を呈し、公開での話し合い(山本氏が拒否)も提案してきました。市民の会からは、「産廃容認議員」と言われていましたが、議員として傍観者であってはならないという信念で、筋を曲げず主張を続けてきました。
posted by 地産池消 at 08:48| 愛知 ☁| Comment(1) | 市議会の出来事 | 更新情報をチェックする